Q9. いい土地、いい地盤ってどんなもの?

A = まず、「いい土地」についてですが、土地のどの部分にスポットを当てるかによって、良し悪しの解釈が異なります。『一つとして同じ土地はない』と言われるほど、一つ一つの土地にはそれぞれ異なった特長があります。家を建てた後、どのような生活をしたいかによって、土地のどの部分を重視するかは変わってきます。家づくり全体の予算もご家庭によって違いますし、土地にかけられる予算も違います。そのため、その土地が「いい土地」かどうかは、人によって異なります。ご自分にとって総合点が高い土地が「いい土地」だと思います。それに対して、「いい地盤」の答えはハッキリしています。「いい地盤」とは、固い地盤、地震の際に揺れにくい地盤です。 

一般的に、<岩盤・砂礫(されき)>などの石が混じっている地盤は固いと言われています。<粘土層・砂層>などの地盤は軟らかく、弱いと言われています。埋立地は、昔は、水田・沼・川・海だったところ等が多く、地中に水分を多く含んでいるので、地震が起こったときには、液状化現象のリスクがほかの土地よりも高くなります。