住まいの創造人住まいの創造人

地元工務店の「真の姿」

フルオーダー、規格型住宅の2パターン展開
目指すのは客がハッピーになる家
経営強化へ分離発注方式

vol.008

南九州不動産 常務
宮田 大資 氏

 福岡経済大学経済学部を卒業後、不動産会社勤務を経て6年前から現職。趣味は仕事と高校時代から始めたバスケットボール。夢のある住まいを創造し続ける32歳。静夫人との2人暮らし。志布志市出身。

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 「健康で省エネ、快適な住まい」をモットーにお客様にとってハッピーな家づくりをテーマにしている。注文住宅をメインに建売、規格型住宅の開発も手掛け、昨年度は40棟、今年度は50棟の計画に対してほぼ目標通りで推移している。
 常に買い手、住まい手の立場、気持ちになって、造り手の愛情を注入する。そこには、施主の意見や要望、疑問を現場で取り入れ、実践するスピードと機動力がある。
 目先の利益追求だけでなく、いかにして多くのファンを作るか、よりよい人間関係を築けるかを営業の原点に据える。

 地場工務店として抱える課題解決に向けて今年5月から社内体制の改革と位置づけ、分離発注方式をスタートさせた。関係企業のパートナーも21社から54社に増やした。
 体制を整えるまで半年を要し「一時期は食べものがノドを通らなかった」と、プレッシャーでストレスが溜まった。

 「パートナーは、下請けではなく仲間。だから一人親方の企業を大切にしたい」という思いが強い。そこには「感動する住宅を予算内で造るのが腕の見せどころ」というプロとしての自負がある。

 これまで7つの住宅をシリーズ展開してきたが、ローコスト、低い性能をなくして4つに整理したパッシブ住宅に注力。これにデザイン性を加え、家具、インテリア付きにしたのがポイント。住宅としての性能は下げず、最低でも低炭素住宅の基準はクリアするレベルを持たせる。

 目指すは〝一生顧客〟をつくり続けるという地域密着。そして施主と近所つき合いの関係を構築する。家づくりの情熱は冷めない。

更新日:2015/10/27

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