住まいの創造人住まいの創造人

地元工務店の「真の姿」

身近にそして手軽に建築家と建てる家
好みのデザイン、色に染める木(こ)のんホーム

vol.042

木のんホーム conon home 取締役
宮﨑 俊輔 氏

 鹿児島大学法文学部卒業後、大手住宅メーカーに就職。その後、(株)東木材を営む東達朗社長の長女との結婚を機に同社へ。2015年に住宅事業部を開設し、部門統括の取締役に就任。「木のんホーム(conon home)」として、建築家と建てる〝住みやすくてかっこいい家づくり〟を提案している。宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、省エネ建築診断士などの資格を所有。趣味は家族とのキャンプ。家族は妻と長男、長女の4人。熊本市出身の35歳。本社は鹿児島市桜ケ丘2丁目18-9。

地図

 同社は、1987年に義父の東達朗氏が創業した製材業。製材加工、建設資材販売、オガコ製造販売を手掛ける中、「地元工務店の能力を最大限に生かした家づくりがしたい」と、2015年に住宅事業部を開設。リフォーム部門を担当する土橋淳一専務、宮﨑氏、担当スタッフの計4人で事業を展開している。
 家づくりは、お客様の好み(ニーズ)をどれだけかなえられるか、総合力が問われる。「建築家と建てる家を、もっと身近に手軽に」がモットー。大手住宅メーカーで培った経験を生かし、前向きで丁寧な説明、提案力でファンを増やしている。
 木のんホームの家は、わくわく感あふれるプロの洗練されたアトリエ建築家のデザイン。そこに、丹念に育て加工した自社製材の木を使い、光と風を取り込む空間構成など魅力を最大限生かした高性能デザインの住宅を手の届く価格で提案する。

 ベースは、スタイリッシュな外観やディテールの演出、家族の理想的なライフスタイル、高気密・高断熱の長期優良住宅を上回る家づくり。美、生活、性能を満たし、さらに耐震設計構造、健康などに配慮したコストを抑えた資産価値の高いエコな住まいを実現している。常に不満足の少ない家を目標に掲げ、「付加価値が問われる中、当たり前のことをきちんとやることこそが大切」と、自然体の経営を実践している。
 立ち上がったばかりの住宅事業部だが、年間約15棟の目標を掲げる。家づくりにかける思いは人一倍強く「とにかく、思いを込めると顔や産地が見える。左官、大工、内装、建具、畳、電気工事など多くの業種が絡むが、どれ一つ欠けてもダメ。だから総合力なんですよ。少数精鋭できちんと最後までやり遂げる熱意が素晴らしい家を生む」と、力を込める。

 本業が製材業だけに、木に対する思いも半端ではない。「人類は、森の恵みで生かされている。木は再生可能な資源なので、守らなければならない」。
 この熱い思いが家づくりにも生きる。「次世代のために資産価値を継承し、そして大切さを子供たちに伝えていく。それは、家づくりも一緒。衣食住の中心にある住まいを担う仕事だからいい加減なことはできない。家族の日常を守り、絆を深めるマイホーム。ニーズは時代とともに変化するが、いつも豊かで快適に心がふんわりとできる癒やしと安らぎの場を目指したい」と、目を輝かせる。
 「創業者の思いを継承し、時代の流れにしっかりと対応していきたい」と、意欲と情熱を燃やす。

更新日:2017/05/01

住まいの創造人 バックナンバー