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長く住むほどに良さがわかる、素材と性能にこだわった本物の家
玄関に入った瞬間、木の芳香に包まれ、思わず「いい香り。新築はいいですね」とつぶやくと、「この家、建ててから2年経ってるんですよ」という意外な答えが返ってきました。県内産の杉の無垢材とクリーム色の珪藻土の壁に囲まれた谷尾邸は、さらりとした清浄な空気に木の香りが漂う心地よい空間。自然素材をふんだんに使った本物の家は、時間が経ってもその魅力を失うことはないようです。
22~16歳までの三姉妹とご夫婦が暮らす谷尾邸。「家族みんなが集まれる大きな部屋があって、子どもたちの様子もわかる平屋が希望」という奥様の言葉通り、開放感のあるLDKを中心にそれぞれの個室や水回りが配置されたシンプルな間取りです。リビングの隣には最近あまり見なくなった本格的な日本間を配置。玄関からも直接入れるので客間として使え、来客の多い谷尾家にはぴったりの間取りです。
この家を手掛けたのは、知覧町で製材所として産声を上げてから91年というマエダハウス。時代に先駆けて高性能で環境にも優しい自然素材の断熱材・セルロースファイバー(デコスドライ)を採用し、「長く住むほどに良さがわかる家づくり」をモットーに健康的で快適な省エネ住宅をつくってきました。「暑さや寒さ、結露も気にならず、とても快適です」と話す奥様の笑顔からも満足感が伝わってきます。
上質な無垢材や調湿性の高い珪藻土を多用し、セルロースファイバー(デコスドライ)でしっかり断熱して「夏も冬も快適な家」に仕上げました。中身(構造や性能)にこだわって造った家は、ランニングコストがかからず、長い目で見ればとてもお得。キッチン内が見えないようカウンターを高くしたり、寝室に婚礼ダンスがそのまま入るウォークインクローゼットを設けるなど、ご家族の細やかなご要望を実現できるのも注文住宅の強みです。