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美しい曲線を描く太鼓梁が 家族の暮らしを見守る住まい
広い空に鮮やかなブルーの屋根が映えるK邸。「ナチュラルな雰囲気に仕上げたくて」と話す奥様は、川路建設社長の娘さんで、幼い頃から天然木造りの家で暮らしてきました。そんな妻の実家に魅力を感じていたKさん。同社らしさを表現しながらも、自分たちが描くライフスタイルをかなえられるプランを模索していきます。
同社の代名詞でもあるダイナミックな構造現しを活かすべく、リビングには吹き抜けを。断熱性能との兼ね合いが難しかったそうですが、確かな技術・施工で断熱等級5を獲得。冷暖房効率がよく、ご夫婦ともに「真冬でも朝晩が快適!」とうれしい驚きを話してくれました。みんなが憩うLDKをはじめ、住まい全体に県産の無垢材をたっぷりと採用。温もりある質感と調湿性能が心地いい日常を彩ります。
また、LDKを囲むように個室や水回りを配置しているので、生活動線がリビングで交差。対話や広がりを生む間取りです。水回りをキッチン背面に集約することで家事の効率アップも実現しました。「これから庭を整える予定」とのことで、ますますおうち時間の楽しみが増えていくK邸です。
当社では、県の〝木のぬくもりあふれる「かごしま木の家」推進事業〟を活用し、かごしま材のPRを行っています。K様邸でも、腰板や水回り、収納の内壁などを中心に鹿児島県産の無垢材を採用。目的に応じて無塗装にするなど、木材の持ち味を発揮できる仕上げを工夫しています。インテリアは「カフェ風に」との要望に沿って、好みの色や雰囲気と木の調和も考慮しました。