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住むほどに暮らしとなじむ、包容力にあふれた木の家
「木の家を建てたい!」という夢をかなえるため、マエダハウスを選んだ東さん。身近な人の住まいを同社が手掛けており、そのよさは確認済み。しかし、一生の買い物だからとさまざまなメーカーや工務店の家を見学。そこで気になり始めたのが住宅の性能です。特に断熱に関しては、知るほどに重要性が高まっていきました。同社で推進しているのは、古新聞を再利用したセルロースファイバーで隙間なく建物を包む断熱工法。住み手の生の声を聞いたご夫妻の夢は、「断熱にこだわった木の家を建てること」に変化していったのです。住んでみて驚いたのは、梅雨時期の快適さ。夏でもエアコンはほとんど使わず、窓からの通風で過ごせるほど。断熱材の効果や、たっぷり使った無垢材の調湿機能が十分に発揮されていることを物語っています。
間取りのポイントは、プライベートゾーンを巡る中廊下。来客中でも中廊下を使えば、お客様の邪魔をせずに家事や外出などが可能に。キッチンを介して大きく回遊できる動線になっているので、生活する上でもスムーズです。現在は廊下を省くプランも多い中、あえての選択で自分たちらしい住まいづくりを実現しました。一方でLDKはゆったり感を重視。ぬくもりあふれる木の表情と相まって、遊びに訪れたお客様もつい長居してしまうほど居心地バツグンの空間です。
東様邸は要望もあって、生活動線に注力したプランになりました。その中で採光・通風にも長けたレイアウトを熟慮。中廊下を作ったことで回遊動線はできましたが、住空間は犠牲になります。それをよしとした東様の決断は、これからの長い生活の快適性に関わってくるのだと思います。当社では断熱性能にもこだわり、10年20年後にますます好きになれる住まいづくりを提案しています。