A = 土地の〝評価〟はとても複雑で、奥が深く、宅地建物取引士とは別に『不動産鑑定士』という、専門の資格があるほどです。
<いろいろな評価額>
実は、同じ土地にはたくさんの種類の評価額が存在します。
・固定資産税評価額
・相続税路線価
・固定資産税路線価
その他にも、参考価格として以下のようなものがあります。
・公示地価
・基準地価
「固定資産税評価額」は、文字通り固定資産税の税額を計算する際に利用されます。固定資産税額や相続税額を決める時は、『評価額が全て』と言っても過言ではありませんが、土地購入の場合は、どの評価額も〝参考〟でしかありません。
正確な評価は、専門家に任せて、<価格相場>の把握に集中することをオススメします。
❶住みたい地域の過去の価格相場を知る
❷住みたい地域の現在の価格相場を知る
❸購入を検討している土地の価格やいろいろな『評価額』を近隣の土地と比較する
この三つができていれば、土地の購入価格で大きな失敗をすることなく、相場に近い価格の土地を購入できると思います。相場よりも大幅に安い土地は、何かしら問題を抱えていることがあるので安易に飛び付かずに、よく調べた方が良いでしょう。